ステンレス (STAINLESS STEEL) は耐久性・耐熱性に優れ、錆びません。
『メッシュ』『線径』『織り方』『開き目』等の基本事項はこちらを参照下さい。

メッシュには様々な意味があります。
1辺25.4mm(1インチ)の中にある網目の数を指します。
例えば『100メッシュ』であれば、縦25.4mm x 横25.4mmの正方形の中に、100ｘ100本の線が織り込まれています。
縦と横の線の数が違う場合は、『縦500メッシュ横3600メッシュ』と記述します。

その場合、25.4mm(2.54cm)四方の正方形の中に、なんと縦線500本横線3600本。
計4100本もの線が織り込まれてます。

また、単純に網のことを指して『メッシュ』と呼ぶこともあります。

メッシュは網である為、様々なフィルター製品に使われることが多いです。
また、印刷等(スクリーン印刷)にも使用される専用のメッシュもあり、用途は実に様々です。
メッシュは網(織物)である為、衣服に用いられることもあります。

線径とは、漢字の通り『線の径』・・・すなわち『線の太さ』です。
基本的にメッシュが細かく(メッシュ数が大きく)なるほど線径は細くなります。
(25.4mm幅に沢山線を入れるには、線の細さを細くする必要がありますね)

メッシュと線径はバランスがとれていないといけません。
バランスの取れていない網(メッシュ)ですと、加工がとても難しくなります。
代表的なメッシュと線径を載せておりますので、メッシュと線径をご覧ください。

開き目とは、線と線の間の距離を指します。
例えば、縦線と横線の開き目が0.02mmの場合、この0.02mm四方よりも大きい物質は通ることができません。
どの程度の物をろ過したいかは、この開き目で判断することができます。

縦線と横線とが一定の間隔を保ち、1本ずつ交互に織り上がった金網で、
最も広範囲にわたり使用されています。
綾織よりも摩擦に強く丈夫です。

開き目に対して、線径の太い場合に多く織られる織り方です。
相互に2本以上の線を跨いで交わる織り方です。
平織と比較すると強度は落ちますが、やわらかく伸縮性に優れ、見た目も良いです。

平織りで、細めの横線を縦目より多く織りあげて、開き目を小さくします。
多孔、小さな開き目に優れ、高圧力フィルターに適します。
ろ過粒度　約300～40μ

より小さな開き目とミクロン単位の精密なろ過精度の要求に適した織り方です。
多孔、小さな開き目に優れ、高圧力フィルターに適します。
平畳織よりろ過粒度が小さく、医療・航空宇宙分野でも使用されています。
ろ過粒度　100～5μ

※平織・綾織は計算値、平畳織・綾畳織の濾過粒度は参考値(公称値)となります。

※ステンレスメッシュ(メッシュフィルター)の在庫状況は都度お問合せ下さい。